黄金羊の節約術 〜ただいま子育て中〜

節約大好き観劇趣味女の日記。日々の暮らし、育児、娯楽、ディズニーリゾート、旅行、外食、買い物など様々な分野での節約の創意工夫や気付きの備忘録。

ディズニーランドの食事代節約術 〜コスパ重視のパーク飯の選び方〜

こんにちは、今日もディズニーリゾートに再訪できる日を指折り数えて待っているみかなです。

前回のディズニーリゾートでの食事代節約についての記事では、イクスピアリ手弁当の持ち込みをお勧めしましたが、今回は「パーク内で飲食費を払う場合、どのお店でどんなものを買うのがコスパが良いか」についてお話しします。

 

①一日中全力でパークを回り尽くしたい、時間に余裕のない人:テイクアウトのパン

②年パス勢やリピーターなど、時間や気持ちに余裕のある人:ブッフェかショーのレストラン

 

 

①一日中全力でパークを回り尽くしたい、時間に余裕のない人

1Dayパスでたまに入園し、朝から晩までパークを駆け回りたい人にオススメなのは、テイクアウトのパン。

パン屋はランドにもシーにも一軒ずつあります。

ランド:スウィートハート・カフェ

シー:マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー

パーク内のレストランは外に比べて値段設定がだいぶ高くなっているのですが、そもそもの単価が低いパンは、外の店との価格差がそこまで大きくありません。都内のお高いパン屋と同じくらいなので、ランチ用に2個+おやつ用に1個、計3個のパンを買っても千円前後で収まるでしょう。

ミッキーシェイプのパンやその他のキャラクターパンは、ディズニーパークでの特別感も味わえ、インスタ映えする写真も撮れて、思い出という付加価値ができるので特にオススメ。

この時、飲み物は買わず、ペットボトルか水筒持参、もしくは園内の給水機を利用するのが節約のポイントです。保温性の高い水筒で、夏場は冷たい、冬場は暖かい飲み物を持参すれば滞在中の過ごしやすさがぐっと高まります。

 

 

 

イートインよりもテイクアウトをおすすめするのは、ショーやパレード、アトラクションの待ち時間に食べれば、時間を有効活用出来るから。

私はレジャーシートやベンチに座って、ショーやパレードの開演を待ちながら、持ってきた飲み物と一緒にパンを食べることが多いです。

 

ただ、「今日は快適な環境でのんびりパレード待ちをしたい」という気持ちの時には、トゥモローランド・テラスでイートインします。

ここパレードの鑑賞にちょうど良く、椅子と机を利用してのパレード待ちは、レジャーシートで待つよりもずっと楽なので、トゥモローランド・テラスで1品だけ買い、のんびりとテラス席で食べてパレードを待ちます。

トゥモローランド・テラスでサンドイッチ・サラダ・スープ・スイーツなど食べる物全てをセットで買うと2千円ほどになってしまうので、ここではサンドイッチだけ食べてデザートはスウィートハート・カフェで食べるか、逆に食事を済ませてから入店して、デザートだけ食べるかしています。

繰り返しますが、ドリンク類は出来るだけ買わないのが食費節約の鉄則です。流石に店内では持参した水筒やペットボトルは飲めませんが、少し離れた場所に給水機と紙コップがあるので、少しでも節約をしたい時にはそちらを利用しましょう。(…と言いつつ私もなかなかそこまで出来ず、特にデザートを買う時にはついコーヒーを付けてしまいますが…。)

 

余談ですが、シーでハーバーショーを快適に待ちたい時は、ザンビーニブラザーズ・リストランテ2階のテラス席がオススメです。と言っても窓際の最前列のテーブルは3つしかなく、常に満席で私は座れたことがありません。前から2列目には座れたことがありますが、視界はあまり良くなかった為、値段に対する満足度で考えるなら②で挙げるオチェーアノの方がオススメです。

ザンビーニブラザーズ・リストランテはパスタ750円、ピッツァ880円。ディズニーシーのイタリアンレストランの中では最低の価格帯ですが、舞浜駅前のサイゼリヤと比べてしまうとどうしても割高感は否めません。

テラス席の最前列を確保さえ出来れば、イートインする価値は滅茶苦茶あると思うので、興味のある方はチャレンジしてみてください。

 

②年パス勢やリピーターなど、時間や気持ちに余裕のある人

パークに来るのは数回目でのんびり回れる、時間がある人向けのコスパの良い過ごし方として圧倒的にオススメなのは、ディズニーランドのショーレストランです。

価格は大人3,850円(ザ・ダイヤモンドホースシューのランチB席)〜5,530円(ポリネシアンテラス・レストランのディナーS席)。1Dayパスの料金も含めるとこれだけで1万円を越えてしまいますし、所要時間も60分(ランチ)〜80分(ディナー)と長めなので、初めてディズニーパークに訪れる人は躊躇してしまうかもしれません。

しかし観劇を趣味とし、東宝や宝塚や劇団四季で数々のミュージカルやレビューショーを見てきた私の感覚では、ランドのショーレストランは、ショーのクオリティ、出演者達との距離の近さ、豪華な食事、飲み放題のドリンクという内容を総合的に考えれば、破格の安さです。だって宝塚のディナーショーなんて3万円とかするんですよ!!?東宝や宝塚や四季なら8千円は下らない1階前方センターの席でも5千円程度で、更に食事と飲み物代まで付いてくるってどういうこと!!!??私の感覚ではもはや飲食代は実質タダです!!!!

 

ショーを見るならわざわざレストランでお金を払って見なくても、無料のショーやパレードがあるし…と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、無料のショーやパレードと有料のショーレストランでは、以下のような違いがあります。

・夏は暑く冬は寒い屋外 / 空調の効いた屋内

・開始まで場所取りが必要 / 座席予約制で待ち時間なし

・固い地面の上に敷いたレジャーシートに座る /  背もたれのあるフカフカ座面の椅子に座る

・冷えたテイクアウトフードを地面に置いて食べながら鑑賞 / 適温の出来立て料理をテーブルで食べながら鑑賞 

・持参したドリンクだけを飲む / 数種類のドリンクを自由にお替り出来る

 

体力のない大人にとっては、広大なパークを一日徒歩で巡るのは疲れるもの。後者の環境の快適さはお金を払って買うに値すると言い切れます。快適な場所でゆっくりとショーを楽しみながらランチを取って体力を回復し、再びパークを巡る。これが大人のディズニー攻略法です。

 

私はポリネシアンテラス・レストランには行ったことがないので、ザ・ダイヤモンド・ホースシューの話になりますが、ここは劇場としても素晴らしかった。

柱や調度品は19世紀風で豪華で、空間の雰囲気が素敵なことに加え、建物の規模が小さく、どの席からも舞台までさほど距離がありません。

私が体験したのは2階正面のA席ですが、今まで座ってきたどの劇場の2階最前列よりもずっと舞台に近い上、全体がちょうどよく見渡せる視界の良い席で、外の劇場なら間違いなくS席に分類されている場所だったので、お得感に戦きました。

 

ディズニーパーク内のレストランは、以前は1杯頼めば以降ソフトドリンクを無料でお代わりできるフリー・リフィル制度があったのですが、残念ながらほとんどのレストランで廃止されてしまいました。

2020年7月現在、パーク内でソフトドリンク飲み放題のレストランは、ブッフェ系以外では、 ランドのショーレストランのみです。ショーレストランは現在休止中で、再開後どうなるかはわかりませんが、ソフトドリンクは他のお店で頼むと一杯300〜400円程するので、飲み放題が続行された場合、ショーレストランは園内屈指の高コスパレストランになると言えます。

また、ショーレストランはソフトドリンク飲み放題のほかに、パンの食べ放題も付いているので、男性でも確実にお腹いっぱいになれるのもまた嬉しいポイント。

 

さて、ショーレストランの次にオススメなのは、ブッフェ系レストランです。

ディズニーランド:クリスタルパレス・レストラン

ディズニーシー:オチェーアノ

また、ディズニーランド・ホテルにシャーウッドガーデン・レストランというブッフェレストランもあります。園外にはなりますが、イクスピアリ響の詩よりに行くよりは近い。

 

ディズニーパーク内のレストランで食事をとると、たとえ低価格帯と言われるお店でも、セットで一食千円〜2千円程にはなります。更にデザートも食べたいと思えば、1,500円〜3千円ほどかかってくるでしょう。それでいてお腹も気持ちもそれほど満足出来ません。

それならば少し多めにお金を出してブッフェレストランに行き、色々な種類のおかずやデザートを心ゆくまで食べて満腹になった方がコスパが良いのではないかと私は思います。特に男性は、量が少なく値段は高いパーク内の食べ物に中途半端にお金を出して不満を抱くくらいなら、最初からブッフェに行くことをお勧めします。とりあえずお腹が一杯になれば、人間ある程度満足出来るものです(個人的経験)。

ブッフェレストランはどこもデザートが充実しており、制限時間も90分あるので、少し遅めの時間に入店し、ゆっくりとランチとお茶を済ませれば、午前中に園内を歩き回った後の休憩としてちょうど良いでしょう。

遅めの時間にお昼を食べて満腹になっていれば、おそらく夜のショーやパレードを見終えて退園するまで何も食べなくても大丈夫です。(私は昼にブッフェに行った日は基本的に夕食は摂りません。)園内での食事をブッフェ1回で済ませることが出来れば、昼食・お茶・夕食と園内で何度も食事を取るよりも総額では安くなり、節約になる可能性も高いですよ。

 

ブッフェレストランはどこもプライオリティ・シーティングという事前予約制度を利用できるので、予約して行けば待ち時間がほぼ発生しないのも良い点です。

更に、ホテル・ミラコスタ内のレストランであるオチェーアノにはテラスがあり、時間が合えばテラスからハーバーショーを鑑賞することが出来ます。テラスにはレストランで食事中の人しか入れず、開放されるのはショーが始まる直前なので、長時間の場所取りも不要。空調の効いた店内で美味しい料理を飲み食いし、待ち時間ほぼ無しで見晴らしの良い場所からショーを楽しめる権利という付加価値を思えば、一見お高いオチェーアノのランチブッフェは実はとても高コスパです

 

残念ながら2020年7月現在、パーク内のブッフェ系レストランは閉店しており、シーのハーバーショーは不開催で、再開のアナウンスも出ていませんが、

パークが以前のような営業形態に戻った時には、良かったら参考にしてくださいね。

 

それでは、今日も素敵な節約ライフを!